必読



妓夫太郎・梅の人間時代を共に生きた同世代女主人公のお話です。
全3部構成になりますが、原作での彼らに起きた出来事はなるべく曲げずに書いたため、1部、2部につきましてはバッドエンド、3部にてハッピーエンドに向かいます。
専門知識の無い筆者が不足部分を妄想で補いながら綴った二次創作ですので、何でも許せる方・ご理解いただけた方のみどうぞ。

もしも妓夫太郎少年に救いの手を差し伸べた人がいたら、是非いてあげて欲しかった、という筆者の願望が詰まったシリーズです。
主人公は勿論ですが、他にも妓夫太郎を邪険に扱わない登場人物がちらほら出てきます。
よってこのお話の中の妓夫太郎少年は原作軸よりも言動が大分優しく、生きるか死ぬかの極貧生活が改善されるタイミングも本来より早いです。
梅ちゃん以外に人生の救いが無かったギラついた妓夫太郎少年をお求めの方にはお勧めしません。
また、「妓夫太郎」という名前は諸説ありますが、母から名付けられたものとして進めていきます。
妓夫太郎と主人公は梅ちゃんより推定5、6歳年上で、お互いに実年齢より大分進んだ子供時代を生きていた頃からお話は始まります。

3部通しまして、創作の登場人物が出てきたり、暴力描写(ぬるめを心掛けます)もあったりしますが、上記の諸設定にご納得いただけました方はお付き合いいただけますと幸いです。
兄妹に幸あれ、そして原作を愛する皆様に少しでも楽しんでいただけますように。

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