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2023.7.7

水星の魔女について


水星の魔女全話見届けました。
私にとって5つ目のガンダムシリーズはこれまでで最短の24話で物語の幕を下ろしましたが、私が一番夢中になったお話でした。 原作が無い故の先の見えなさは不安であると同時に心底楽しかった、こんなに先を早く見たいと思えたガンダムは間違いなく初めてです。 先が見えない不安定さにも関わらず夢に手を出してしまう熱量があったガンダムも初めてです。 まー覚悟していた通り5話の時点で夢を書き始め僅か3週で早くも失恋しましたが!(笑)ガンダムですからね!
中盤からまさかの暗躍を始め引き返せない場所までぐんぐん進むシャディクに危うさを覚えると共にそれでも好きが止まらず、とにかく命散らさないでくれと祈るような思いで何とか最終回まで駆け抜けました・・・私はあの「さよなら」はミオリネへの長年続いた執着への決着だと感じていて、極刑確定の意味とはとらえていません。古川さんのコメントにあった「最後の仕事」含め、本人はもしかしたらそれも覚悟の上での台詞かもしれませんが。 これはマフィア梶田さんが感想動画で言ってた言葉ですが、水星の魔女は罪への肯定が裏テーマの物語です。普通なら最終戦で白い光に包まれて爆散するであろうペイルCEOや連合議長、そしてプロスペラにも命をもっての償いではなく生きるエンディングを残しています。その流れでシャディクひとりに罪を余分に背負わせて命をもって償わせる結末はきっと無いでしょうし、何よりサリウスさんがそれを良しとはしない筈です。彼にとって色々あったとしてもシャディクは息子です。あの世界の大人たちは責任は大人が負うべしと胸に刻んでいると信じたい。ケナンジさんの言葉、子どもを戦わせるアニメの中にあって本当に痺れました。
問題は山積みで解決していないし、事態はまた元の形へと戻っていくかもしれない。それでも出来ることをやる、と前を向く少女たちの成長、そして傍らにある平和な日々。素晴らしき挿入歌から最後は祝福へ、最後のサブタイトルの入り方、全てにおいて拍手喝采の出来だったと強く感じます。エンドロールまでスコア上がっていくパーメットカラーとかこだわりが熱い。何度も見返したくなる、何度でもあの感動を味わえる、素晴らしい完結でした。ありがとう水星の魔女、素晴らしい24話でした。
多分続きは無いと思いますが空白の三年間の話はめちゃくちゃ見たいですね・・・フェスで何か発表ないかな、なんてちゃっかり期待してます。まさかの昼夜参戦決まりましたので、公式Tシャツも手配完了済です(笑)

私の創作について。
ちらりとTwitterにも書いたことですが、私は本編で幸せになれなかった推しを二次創作で幸せにすること・その為に作った夢主を動かすことに強く喜びや生きがいを感じるタイプの人間です。 よって今回も例外じゃありませんので、本編沿い書いてみようと思ってます。この数日、どうしたら良いか何をすればシャディクを幸せに出来るか、ガツガツ考えていたら何となく道が見えて来たので多分出来る、多分やれる、多分救える。
折角全11話+αの前日譚を書きましたので、その続きで考えています。 ただ、「シャディクがミオリネより先に夢主と出会っていた世界線」なので、そこのところが本編とは大幅に異なる仕様の夢になることが大前提です。 本筋は絶対遵守で夢主はそっと添える程度の介入をお好みのお客様にはおすすめ出来ないのでその点は申し訳ございません。 都合の良い姉弟の話がお口に合う方は気長に見守っていただけますと嬉しいです、何卒よろしくお願いします。

立場を捨ててまで沢山の同胞の為立ち上がった少年よ、本当にお疲れ様。きっと幸せにするからね・・・!!